さくらとつくし~猫の腎不全と日常の記録~

猫のさくら、元保護猫・ギザ耳ニャンコです。 2017.3月腎不全発症。 bun140オーバー、Cre11からの回復の記録。2019.4.6旅立ちました。 ありがとうさくちゃん。

59 におい

こんにちは。

少しご無沙汰してました。

 

 

先日、母を見送りました。

肝硬変15年。

10年前には肝臓癌にもなりましたが、

幸い発見が早く、手術成功し、

転移も再発もなく、

比較的穏やかに過ごせてました。

 

急に症状が進み、

先日入院して、

入院後、3日目に亡くなりました。

 

肝不全。

最後は、肝臓が毒素を分解できないため、

それが脳に回り、意識は混濁してました。

しかしながら、そのおかげで(←表現は適切かわかりません)、苦しみをそこまで感じることなく、そのまま昏睡となり、

スッと息を引き取りました。

 


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私にとって、母は反面教師の存在で、

人生の心配事は常に母、みたいな感じ。

でもなんだかんだで存在は大きかったです。

(ホント世間一般的には誉められた親ではなく、かなり私は苦労もした)

(それとこれと、事実と心情は、必ずしも比例せず。)

(やはり一言で言うと、好きだった)

 

 

 

最後、看取とれて、とても良かったです。

 

 


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母は肝臓を患っていて、

お医者さんが画像で見せてくれた肝臓は、

ボッコボッコ(肝硬変)

最後は機能せず、毒素も分解できず、

そのため毒素の匂いが体からしていました。

 

 

 

医学について私は詳しくないので、

(母)肝臓で分解する毒素と、

(さくちゃん)腎臓で分解する毒素と、

違うのだろうけど、

母の最後らへんの匂い、

「あ、さくちゃんと同じ系統の匂いだ」

って思ってました。

 

 

 

母のは、少し、排泄物混じったような匂い。

さくちゃんは、夏のヤギ小屋の匂いがすえたような匂い。

…どちらとも「体が毒に侵されてる」って感じの匂い。

 

 


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で、さくちゃん。

おとといあたりから、母の匂いにシフトしてきたような感じなのです。

排泄物の匂いが体から。

尿は出てるけど、量が減ってきた。

便は食べてないから、ほとんど出てない。

 

 

……もしかしたら、お迎えが近いのかもしれません。

 

 

 

 

母がなくなって1週間以上。

いろんなことでバタバタしております。

(葬儀等もちろんのこと、

書いたように反面教師な母であり、その死後も再婚してた亡き夫の残した家やら田畑山林を始め、不動産やら何やら、相続でまだ私が処理しないといけないこと多数)

そんな中、さくちゃんの輸液は欠かさずしていますが、

投薬やシリンジでのごはん、

最近はリバースすることが多くなったさくちゃん。

 

そのため、シリンジでの強制給餌は中止してます。

少しでも自分から口にしてほしいので、毎日、ちゅーるやら焼きかつおや、その他パウチで好きそうなものを差し出してますが、一舐めしてくれれば御の字で、たいていは逃げ出してしまうさくちゃん。

…今日は、差し出した瞬間、フードの匂いで気持ちが悪くなったのか、それだけでえづいてしまったさくちゃん。

食べてないからリバースするものもなく、

今日は黄色い液体(胆汁)を少しだけ吐き出しました。

 

 

 

 

 

わたしは、天を仰いで、祈るのみ。

どうかどうか、神さま。

さくちゃんが、少しでも楽に幸せに猫生を過ごしていけますように。

 

 

 

そして、長くないかもしれないからこそ、

わたしは、さくちゃんのペースに合わせ、

お世話するのみなのです。

 

 


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母を看取り思ったこと。

母は肝臓が機能しなくなったあとも、

毒素で意識混濁し、昏睡になったあともしばらくは、

その心臓は動き、体温は維持され、呼吸も維持され、酸素濃度も維持されていました。

肝臓も最後の最後まで、役割を全うしていたし、

肝臓がダメになったあとですら、

他の臓器は、ただただ自分の役割を全うし、

最後の最後まで、命が尽きるまで、

母の全細胞は、母を生かそうとしてた。

 

 

 

すごい、って思いました。

言葉は合わないかもしれませんが、

ある意味、機能美、みたいな生の美しさを、私は母の最後で感じていました。

 

(生前が反面教師な母だったのもあり、その対比での最後の死に際の美しさに、心が惹かれたのかもしれません。)

 

 

さくちゃんも、同じなのだと思います。

腎臓の機能は、かなり限界に近いのかもしれませんが、

さくちゃんの全細胞は、さくちゃんを生かすことしか考えていない。

だからわたしは、そこに全幅の信頼をおいて、ただただ、お世話していくのみ。

 

 


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目の前のさくちゃんは、変わらず可愛いのです。

ヨボヨボになっても、毛並みもボソボソになってきてるけどその毛並みも、ガリガリの背骨も凹んだお腹も、毒素の匂いがするその体臭口臭ですら、やっぱり何もかわらず、可愛く愛おしいです。

病気になる前のイキイキして活動的だったさくちゃんも、もちろん可愛く愛おしかったですが、今も1ミリも変わらず、ただ愛おしいです。

 

 

以前と違うことは「もうすぐお別れかもしれない」っていう寂しさと切なさと心許なさだけ。

可愛いさと愛おしさは、ホント1ミリも変わらない。

 

 

 

 

さくちゃんって、すごいです。

こんな思わせてくれて。

一生、かなわない。

 

 

 

 


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わたしは、さくちゃんがこの先、

長かろうと長くなかろうと、

変わらないお世話をしようと思います。

 

 

 

かかりつけの先生とも「あと私ができることは何だろう」っていう話を話せてるのも大きいと思います。

何回か前の診察のとき、かかりつけの先生に、

「もしさくちゃんが、先生のうちのネコだったとしたら、何をしてあげますか?」

っていう質問をしてました。

 

そこで先生が見送ったネコちゃんのお話を聞くとともに、

私の中で、さくちゃんの週末期の過ごし方の心構えをすることができていたので。

そして、母の最後に思った思いとがリンクしてます。

 

 

 

話が長くなって申し訳ないですが、

母のかかりつけから医からは、

「もし心臓が止まっても心臓マッサージはしないし、呼吸が止まっても気管切開して呼吸確保とかはしません。」

ってハッキリ言われてたし、

私もそれでいい、って思ってました。

そして結果、それで良かった、母は苦しむことなく自分のペースで旅立てた、って思っています。

 

 

 

世間から言えば、ただ単に1人が死んだだけ、単なる1例。

でも私にとっては、

特別な1例だった母の死。

 

 

さくちゃんに関しても同じ思いで、

さくちゃんに特別な思いを持って、さくちゃんに関して特別に全幅の信頼をもっているからこそ、

あとはもうさくちゃんのペースに合わせていけばいいんだ、っていう気持ち以外はないです。

 

 

何が正解で何がダメなのかはもうわかりませんが、私はさくちゃんのペースに合わせることにしました。

 

 

 

…こんな風に思えるのも、

さくちゃんが腎臓を患って2年の間で、

ゆっくりゆっくりさくちゃんの命と向き合うことができる時間を持てたからなのかもしれません。

何においても、やはり感謝しかありません。

 


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母の死とさくちゃんの調子と相まって、

ダダダダっと気持ちを率直に書いたため、

支離滅裂かとは思いますが、このままアップさせていただきます。

 

 

 

毛がボソボソになってるさくちゃんも、

愛おしいので、見る人にとっては痛々しいのかもしれませんが、そのまま貼り付けします。

もうホント、さくちゃんは素晴らしいです。

小さな命の輝きが、わたしをいつも励まし、暖かい気持ちにさせてくれます。

 

 

 

 

3月も今日で終わり。

4月からは新年度ということで、また新しい生活。

ただただ、目の前の生活を楽しんで、目の前の景色を慈しんで生きていければいいな、と思います。

 

 

それではまた。

 

★今日のつくしさんコーナー★

 

我が家の癒し系ぽっちゃりアイドルを爆走中、つくしさん。

腰回りが、「30年連れ添ってきた女房」みたいなドッシリ感です(*^^*)

つくしさん。いつもホントありがとうね。


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